当初40名を越える出席予約があり混乱が予想されたが、適度な欠席者もあり、昨年同様25名前後の出席者で,午後2時より開催となった。
まず、中山看護師よりフットケアについて講義があった。
糖尿病合併症として足病変は重要であり、このために生活の質が低下したり、時には命を落とすこともあるので、普段より足をよくみることが重要だと話があった。
更に具体的な足のケアの仕方について丁寧な説明があり、とてもわかりやすいと好評であった。
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ついで、サプライズとして特別ゲストによるマジッショーが行われた。何となく訳がわからないという雰囲気もあったが、ホッと一息ついた。
その後当院看護師(堀、谷口)創作によるリズム体操を、「紅葉」のメロディーにのせ、出席者一同体をほぐした。
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座ったままでもできる体操であり、普段運動不足の当院職員も真剣に汗を流した。
最後に,院長による講演「メタボリックシンドロームと糖尿病」が行われた。メタボリックシンドロームは肥満、特に内臓脂肪肥満が元になっており、腹囲をごまかささずに正確に測ることが重要だと話があった。
またメタボリックシンドロームは心筋梗塞や,脳卒中など動脈硬化性の病気の元になっていると共に、糖尿病へも高率に進行する状態であり、その理解と共に、普段の生活習慣を見直す予防が大事だと強調された。
これは糖尿病治療にも当てはまることである。