メタボリックシンドロームの診断基準

最近、なにかと話題になるメタボリックシンドローム。
中年男性だけのものではありません。
肥満・血糖値、血圧・中性脂肪……。一つ一つは治療するほどではなく見えても、重なると「脳卒中」や「心筋梗塞」の引き金となるかもしれません。

特に見えない内臓にたまる脂肪を基盤として、血糖値や血圧が高く集積した状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、心血管疾患を招きやすい状態といわれています。

ちょっと太めかな……という方は一度調べてみてください。

ウエスト周囲径

男性:85cm以上

女性:90cm以上

(へその位置で測定)

以下が2項目以上あてはまる
脂質代謝異常
高トリグリセライド血症
150mg/dl 以上

かつ/または

低HDLコレステロール血症
40mg/dl 未満
高血圧
収縮期血圧
130mmHg 以上

かつ/または

拡張期血圧
85mmHg 以上
糖代謝異常
空腹時高血糖
110mg/dl 以上

日本内科学会雑誌、第94巻、第4号より

 

Copy right (c) Miyakoshi-Naika clinic